Diagnosis発達障がいの診断

Diagnosis & Testing
発達障がいの診断・テスト

発達障がいの診断は、医師が行いますので、まずは小児科や発達外来を受診することになります。

発達障がいは、躾のせいでも、本人の努力不足でもありません。検査は、日頃の様子の聞き取りや、新版K式発達検査やWiscなどの検査を受け、専門医師によって障がいの有無が判定されます。

また、鹿児島県では、鹿児島県こども総合療育センターが中心となり、診断・検査等を行っていますが、未就学のお子さんは、個人での申し込みが出来ず、児童発達支援事業所や、保育園、幼稚園からの紹介受診になっています。かごんまキッズでは無料相談を行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

大切なお子様の診断となると、悩まれることと思いますが、乳幼児期は、診断がなくても、発達が気になるお子さんが受けられる支援があります。まずは支援を受けてから、受診を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

身体障がい者手帳

視覚障がい 、聴覚障がいや平衡機能の障がい 、音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障がい 、心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう又は直腸、小腸、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫、肝臓の機能の障がい、肢体不自由

※障がいの程度により1級から7級まであり、どの等級に該当するかは、身体障がい者障がい程度等級表に定められています。

療育手帳

知的障がい者(児) 都道府県によりやや基準の差がありますがおおむね知能指数(IQ)が75以下
※IQに問題のない発達障がい児は、療育手帳の交付が難しいことが現実にありますが、都道府県によっても違いがあり、現在、全国的な基準の見直しが求められています。

精神障がい者福祉手帳

何らかの精神疾患(てんかん、発達障がいなどを含みます)により、長期にわたり日常生活又は社会生活への制約がある方

対象となるのは全ての精神疾患で、次のようなものが含まれます。

  • 統合失調症うつ病
  • そううつ病などの気分障がい
  • てんかん
  • 薬物やアルコールによる急性中毒又はその依存症
  • 高次脳機能障がい発達障がい(自閉症、学習障がい、注意欠陥多動性障がい等)
  • その他の精神疾患(ストレス関連障がい等)

お子様が知的な問題を抱えていない場合は、精神障がい者手帳を取得することができます。
手帳を持つことで、将来を見据えた計画的な支援に繋がりますが、保護者様は悩まれると思います。私たちも一緒に考えさせてください。
子ども達の未来のためにかごんまキッズは、継続した支援を行っていきます。

しかし、法律改正により、発達障がいのお子様にも支援が拡充されたことは画期的なことです。全国的には、発達障がい者手帳を作る動きもありますが、様々な問題を抱えています。私たちは支援を行う立場にあるため、可能性のある子供たちが希望を持ち、夢を実現できる社会を実現するため、支援策として積極的に取り組んでいきたいと思います。